KA2AGE 節税研究所

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本「チーズはどこへ消えた?」再考

Cheese

チーズはどこへ消えた? - スペンサー・ジョンソン

昔読んだ。今日読んだ。再び読んでよかった。今の自分に必要な気がしたのだ。本は変わってないが私が変わっていた。

まじ、チーズが消えちゃって困ってる。どこ行ったのよ、俺のチーズ。

登場キャラ

スニッフとスカリー ホー ヘム
単純人。低学歴。余裕で生き延びる へっぽこ人。でも途中で目が覚める。命拾い へっぽこインテリもどき。事態分析。死亡

ヘムみたいになると死ぬ。

引用(ケネス・ブランチャード博士による裏話)

このチーズは、私たちが人生で求めるもの、つまり、仕事、家族や恋人、お金、大きな家、自由、健康、人に認められること、心の平安、さらにはジョギングやゴルフでもいいのだが、そういうものを象徴している。
手に入るとそれに執着し、なくしたり奪われたりすると大きなショックを受けかねない。
このささやかな物語には仕事や結婚生活、暮らしを守る力があるのだ!
たえまなく変化しているからである。私たちの「チーズ」はつねにどこかへもっていかれ、消えている。
物語では、ネズミたちは単純な物の見方をするために変化に直面したときうまく対処しているが、小人たちのほうは複雑な頭脳と人間らしい感情のために物事を複雑にしていることがわかるだろう。
だが、二匹と二人のすることを見、ネズミも人間も私たち自身がもっている面――単純さと複雑さ――を象徴していることに気づけば、物事が変化しているときは単純なやり方をしたほうがいいということがわかるだろう。

引用(ある集まり シカゴで)

変化とは、何かを失うことだと思っていたのだが、何かを得ることなのだ
物事の変化に対して効果的な手が打てないでいることにいらだっているんだ

引用(物語 チーズはどこへ消えた?)

ネズミのスニッフとスカリーは、単純で非効率的な方法、つまり試行錯誤を繰り返しながらチーズを探した
そして何もなかった通路は覚えておいて、つねに新しいところへ進んだのだ
小人のヘムとホーも過去の経験から得た教訓と思考による方法をとっていたが、複雑な頭脳にたより、もっと高度な方法をつくりあげた。二人はうまくいくこともあったが、強力な人間の信念と感情がものの見方を鈍らせてしまうこともあった。そのため迷路の中で生きるのがいっそう複雑で難しいものになった
ヘムは繰り返し事態を分析してみた結果、ついに巨大な思考システムをもつ複雑な頭脳ができあがった
もうあれこれ事態を分析するのはやめて、見切りをつけて新しいチーズをみつけたほうがいい
もうそんな元気はないよ。それに、道に迷ったりバカなまねをするのを面白がることはできないんじゃないかと思う。そうじゃないかい?
ホーは、勤勉に働いても成果があがるとは限らないことがわかってきた
ヘムが言った。「腰を下ろして、事態を見守っていたほうがいいんじゃないかな。いずれチーズは戻ってくるはずだ」
変わらなければ破滅することになる
なぜすぐに立ち上がり、チーズを探さなかったんだろう?
あそこは居心地がよかったなあ
遅れをとっても、何もしないよりいい
いまは望ましい状況ではないが、チーズがないままでいるよりずっといいのだ。なすがままになっているのではなく、自分で何とかしようとしているのだから
何が起きているのか注意して見ていたら、変化に備えていたら、あんなに驚くことはなかっただろうということだ。きっとスニッフとスカリーはそうしていたのだ
まだ新しいチーズがみつかっていなくてもそのチーズを愉しんでいる自分を想像すればそれが実現する
もっと早く見切りをつけていれば、ここでたくさんのチーズをみつけることができたのに
ひとつ悟ったことがあって、それが嬉しかった。自分を幸せにしてくれるのは、ただチーズを手に入れることではない、とわかったのだ
もう恐怖にかられていないことが嬉しかった。現在やっていることが気に入っていた
新しい考えが新しい行動にかりたててくれたことがわかっていた
人は考えを変えると、行動が変わるのだ
変化が起きたことを認めようとしないまま時間を浪費していたのだ
変化を恐れていたときは、古いチーズの幻想にしがみついていた。すでになくなってしまっていたのに。
私は、自分と自分の行動がばかばかしく思えるようになったとたん、変わりはじめたのだ。自分が変わるには、自らの愚かさをあざ笑うことだ。そうすれば見切りをつけ、前進することができるのだ。
彼らにとって、人生はつねに単純だ。事態をどこまでも分析しようとして、物事を複雑にしたりはしなかった。状況が変わってチーズがどこかへ消えてしまうと、自分たちも変わってチーズを探しに出かけたのだ。それを覚えておこう。
ホーはすぐれた頭脳を使ってネズミたちよりうまくやろうと考えたのだった。
物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で、すばやく動くこと。問題を複雑にしすぎないこと。恐ろしいことばかり考えて我を失ってはいけない。小さな変化に気づくこと。そうすれば、やがて訪れる大きな変化にうまく備えることができる。変化に早く適応すること。遅れれば、適応できなくなるかもしれない。最大の障害は自分自身の中にある。自分が変わらなければ好転しない
チーズはまだたくさんあったが、ホーはしばしば迷路に出ていき、新しいエリアを探索して、つねに周囲で起きていることに注意していた。どんな選択肢があるのか知っていたほうが、居心地のいい自分の居場所に閉じこもっているより安全だとわかっていたからだ。

引用(ディスカッション その夜)

ネイサンのビジネスは長年、安泰だと思われていた
以前は役立っていたことも変えなければならない
その古いチーズは自分たちだけのものだと思っていた
『チーズ』自体に寿命があって、いつかは尽きる
私、近く辞めるかもしれないわ」「迷路に踏み出すときだ!」
なんとしても変わらない人もいる。そういう人はその報いを受ける。
問題は、『何を見切り、どこへ進むべきか?』ということ
こっちに影響が及ばないことを願っていたんだ。思うんだが、変化に反応し適応しようとするよりもっといいのは、できるうちに自ら変化を起こすことじゃないかな。たぶん、自分で自分のチーズをなくしてしまうべきなんだよ
冒険を十分に味わい、チーズと一緒に前進しよう
自分の基本的な価値観は大事にしたい。でも、ぼくがもっと早く『チーズ』とともに動いていたら、もっと裕福になっていた
ぼくの仕事は『新しいチーズ』像を描くことだ、と悟ったんだ。みんなが追い求めたいと願い、仕事でも人生でも、変化を楽しみ、繁栄を享受することができるような『新しいチーズ』像をね
スニッフたちは市場のチャンスをかぎつけることができた
スカリーたちは物事を処理していくのが得意だから、はりきって行動を起こしてくれた。
ヘムたちはみんなの足を引っ張ることになった
『新しいチーズ』のビジョン
『新しいチーズ』を追い求める
この物語で一番印象的だったのは、ホーが恐怖を乗り越えて、心の中で『新しいチーズ』をみつける自分をイメージする場面だった。それで彼は迷路を進むのがあまり怖くなくなって、楽しくなり、最終的に多くのものを手に入れた。
『新しいチーズ』に気づいて、自分がそれを味わっているところをイメージするというのは、確かにいいね。目の前が明るくなる。恐怖がうすれ、変化を起こそうという気になる
私、ずいぶん長いことヘムみたいだったの。ためらってばかりいて、変化を恐れていた。
古いチーズは何だと思うか、新しいチーズとはどんなものか
新しい仕事を探さねばならなくなった人たちも、初めは大変だったが、あの物語が大いに役立ったと言ってた
一番よかったのは、発見されるのを待っている(!)新しいチーズがあることがわかったことだ
『チーズは消えてしまった。さあ、新しいチーズを探そうじゃないか』と言うようになった
みんな時代に先がけて変化をかぎとり、行動を起こしたいと思ったんだ。閉じこもっていて取り残されるよりもね
そろそろこのチーズ・ステーションを出て、新しいチーズをみつけたほうがいい

コロナ騒動以降、新しいチーズを探す旅

億劫だがやるしかないわけだ。仕事に限らず私生活、全てにおいて。

コロナ騒動を経て、チーズのおちてる場所が、ガラッと変わった気もする。

どこにどんな新しいチーズがあるのか。いつもあった場所にチーズはもうない。

億劫だ。でも変化するしかない。

過去の幻想の霧の中で餓死するのを避けたいなら、現実を直視してアジャストしながら試行錯誤、トライアンドエラーで動いていくしかない。

Bruce Lee「水になれ」

つまりこういうことだ。

Be Water, My Friend - Bruce Lee

スニッフとスカリーは水のごとく、ホーは途中で気づいて水になった。

水になれなかったヘムは死んだ。

水になるか、死ぬかだ。水になるしかない。